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最近、クルマを運転しているときに、視力が怪しく感じてきたので「目を鍛えなくては」と思い、ブックオフで速読の本を買いました。 昔、少しだけ速読はかじってはいたのですが、初心にかえってみようかと。 ちなみに「ライバルに大差をつける 超速読トレーニング　すがやみつる／著　山下隆弘／監修」という本です。 以前より視力の改善に速読のトレーニングが有効であることは、よく知られていました。 眼球を素早く動かしたり、視野を広げる練習をすることにより、速読が容できるだけでなく、視力もよくなるというオマケがつくようです。 半月ほど本書に書かれている通りに、目をZ型に素早く動かしたり、星形や円形にそって動かしたりしているうちに、かなり目の筋肉がほぐれてきたような気がしてきました。眼力が多少ついたのかもしれません。 未だ視力が改善した感じは薄いですが、視野に関しては以前より広がってきたような。まあ、気のせいかもしれませんが。 読書のスピードが早くなったかどうかですが、頭（読解力）が目のスピードに追いつかず、かえってギクシャクして早く読めません。なもので、読書をするときはいったん速読を忘れるようにしています。 なんか本末転倒な感じですが。 一回、試しに（あまり興味が持てない本を）内容が解るギリギリのスピードで読んでみたのですが、読んだ内容が頭の中にモワッとした状態（ちょっとうまく表現できない）で残り、数日の間「ちゃんと読んだ気がしないのに、何を読んだかは大体解っている」という奇妙な感覚を味わいました。 もしかすると、この感覚の先にホントウの速読の世界が広がっているのかもしれません。 何とも落ち着かない感覚（正直、気持ちが悪い）だったので、しばらくしてからまた試してみようと思います。それまでは眼筋トレーニング、眼力をつけることを優先したいです。 しかし「１冊30秒」は、とてもマスターできる気がしないです……。いったいどんな世界なんでしょうか？？？